プリンターを追加する方法|Windows/Mac/スマホ対応・Wi-Fi/USB別手順とトラブル対策
目次
プリンターを追加する前に準備するもの
プリンター本体とドライバー
プリンターをPCやスマホに追加する前に、まずは本体を正しく設置し、必要なドライバーを準備します。最新のドライバーはメーカー公式サイトからダウンロード可能です。特に古い機種の場合は、付属CDよりも最新版を利用することをおすすめします。
接続方法(USB・Wi-Fi・LAN)の確認
プリンターの接続方法は大きく分けて3種類です。
- USB接続:ケーブルでPCに直接接続する最もシンプルな方法。
- Wi-Fi接続:無線LANを使って複数デバイスから利用可能。
- 有線LAN接続:オフィス環境などで安定した通信を確保する場合に便利。
事前に自分の環境に合った方法を確認しましょう。
PCやスマホの環境確認
- Windowsのバージョン(10 / 11)
- macOSのバージョン
- iPhone(iOS)、AndroidのOSバージョン
利用するデバイスの環境により手順が異なるため、確認しておくとスムーズです。
Windowsでプリンターを追加する方法
USB接続でプリンターを追加する
- プリンターの電源を入れる
- USBケーブルでPCと接続
- Windowsが自動でドライバーをインストール
- 「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」で確認
基本的にはケーブルをつなぐだけで自動認識されます。
Wi-Fi接続でプリンターを追加する
- プリンターをWi-Fiネットワークに接続
- Windowsで「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」
- 「プリンターまたはスキャナーを追加する」を選択
- 一覧から対象のプリンターを選び追加
Wi-FiルーターとPCが同じネットワークであることが条件です。
コントロールパネル・設定アプリからの追加手順
- 「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」
- 「プリンターの追加」を選択
- ネットワーク上のプリンターが表示されたら選択
- 見つからない場合は「プリンターが一覧にない場合」を選択し、IPアドレスを入力
Macでプリンターを追加する方法
システム環境設定から追加する手順
- 「システム環境設定」→「プリンタとスキャナ」
- 「+」をクリック
- 検出されたプリンターを選び追加
AirPrint対応プリンターの追加
AirPrint対応機種であれば、ドライバー不要で自動的に認識されます。Wi-Fiに接続していれば、Macの印刷画面で候補として表示されます。
ドライバーインストールが必要な場合
古い機種や非対応プリンターは、メーカー公式サイトからMac用ドライバーをダウンロードし、手動で追加する必要があります。
スマホでプリンターを追加する方法
iPhoneでAirPrintを使って追加する
- 印刷したいアプリ(Safariや写真など)を開く
- 「共有」ボタン→「プリント」を選択
- AirPrint対応プリンターを選び印刷
追加設定不要で利用可能です。
AndroidでGoogle印刷機能やアプリを使う
Google Cloud Printは終了しましたが、Android端末ではメーカー提供のアプリを使って追加できます。
- Canon PRINT Inkjet/SELPHY
- Epson Smart Panel
- HP Smart
Google Playからインストールし、アプリ経由でプリンターを登録します。
メーカー公式アプリでプリンターを追加する方法
各メーカー公式アプリでは、印刷だけでなくスキャンやインク残量確認も可能です。
- Canon PRINT Inkjet/SELPHY
- Epson Smart Panel
- HP Smart
スマホから直接プリンターを追加でき、操作性も高いです。
プリンターが追加できないときのトラブル解決法
プリンターが認識されない場合の確認ポイント
- ケーブル接続が正しいか
- プリンターの電源が入っているか
- 同じネットワークに接続されているか
Wi-Fi接続がうまくいかないときの対処法
- ルーターを再起動
- プリンターのWi-Fi設定をリセット
- IPアドレスを手動で設定
ドライバーやソフトのインストール不具合の解決策
- 最新版ドライバーを再インストール
- プリンターソフトをアンインストール後、再度セットアップ
- Windows UpdateやmacOSの最新化
複数のPCやスマホで同じプリンターを使う方法
ネットワークプリンターとして共有する
Wi-Fiや有線LANで接続すれば、複数デバイスから同時に利用可能です。家庭やオフィスで効率よく使えます。
クラウド印刷サービスの活用
GoogleドライブやMicrosoft 365と連携すれば、クラウド経由でプリント可能なサービスもあります。特にリモートワーク環境で有効です。
家庭やオフィスで効率的に使う工夫
- デフォルトプリンターを設定
- 両面印刷をデフォルトに
- 利用者ごとに印刷制御を設定(企業環境向け)
まとめ
基本はOSの標準機能で追加可能
Windows・Macともに、USB・Wi-Fi・LAN接続はいずれも標準機能で追加できます。特にAirPrint対応機種は設定が簡単です。
接続できないときは「ドライバー」「ネットワーク」を最初に確認
認識されない場合は、まずドライバー更新とネットワーク接続の確認を行いましょう。初心者でもポイントを押さえれば、スムーズにプリンターを追加できます。
投稿者プロフィール

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【有資格】
■事業免許
総務省 届出電気通信事業者 A-10-3067号
東京都公安委員会 事務機器商営業許可 第306660205689号
東京都 産業廃棄物収集運搬許可 第13-00-119879号
神奈川県 許可番号 01400119879号
■取得認証
情報セキュリティマネジメントシステムISO27001認証(登録番号 JUSE-IR-402)
情報処理支援機関「スマートSMEサポーター」(認定番号 第16号-21100052(18))